岡垣町議会 > 2018-12-07 >
12月07日-03号

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  1. 岡垣町議会 2018-12-07
    12月07日-03号


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    平成 30年 12月定例会(第4回)───────────────────────────────────────────平成30年 第4回(定例)岡 垣 町 議 会 会 議 録(第3日)                            平成30年12月7日(金曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第3号)午前9時30分開議  日程第 1 一般質問      1. 5番  小野 元次      2. 1番  神崎 宣昭      3. 9番  木原 大輔──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第 1 一般質問      1. 5番  小野 元次      2. 1番  神崎 宣昭      3. 9番  木原 大輔──────────────────────────────出席議員(13名) 1番 神崎 宣昭君        2番 下川路 勲君 3番 横山 貴子君        4番 平山 正法君 5番 小野 元次君        6番 曽宮 良壽君 7番 市津 広海君        8番 森山 浩二君 9番 木原 大輔君       10番 広渡 輝男君11番 三浦  進君       12番 西 美千代君13番 太田  強君                 ──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 太田 周二君       係長 神屋 聖子君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 宮内 實生君    副町長 ………………… 門司  晋君企画政策室長 ………… 川原 政人君    広報情報課長 ………… 石井  学君総務課長 ……………… 高山 昌文君    地域づくり課長 ……… 武谷  勝君税務課長 ……………… 青山雄一郎君    会計管理者 …………… 下村 智治君健康づくり課長 ……… 中山 朝雄君    福祉課長 ……………… 吉村小百合住民環境課長 ………… 神谷 昌宏君            ……… 神屋 智行君長寿あんしん課 ……… 船倉憲一郎君    都市建設課長 ………… 来田  理君産業振興課長 ………… 秋武 重成君    上下水道課長 ………… 橋田 敏明君教育長 ………………… 佐々木敏幸君    教育総務課長 ………… 川原 義仁君生涯学習課長 ………… 原  憲司君                      ──────────────────────────────午前9時30分開議 ○議長(太田強君) おはようございます。ただいまの出席議員は13名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。起立、礼。 直ちに、本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(太田強君) 議事日程第3号、日程第1、一般質問を行います。 一般質問の通告書に従って、受付順に順次発言を許します。 まず、最初に5番、小野元次議員の発言を許します。5番、小野元次議員。 ◆議員(小野元次君) おはようございます。5番、小野元次です。議長の許可をいただきましたので、通告書に基づき一般質問に入らせていただきます。 本年、10月1日に2018年のノーベル医学生理学賞を、京都大学高等研究院の本庶佑特別教授が授与される発表があり、12月10日、スウェーデンにおいてノーベル医学生理学賞を受賞されるそうです。先生は、受賞の祝福に対し感謝の言葉で、日本の子どもたちに向けて学ぶ志として、一番重要なものは、知りたい。不思議と思うこと。自分の目でものを見る。そして納得する。そこまで諦めないでほしいというメッセージを贈られています。 今まで岡垣町の青少年に関する事業を幾度となく視聴させていただいていますが、ことしの秋ほど、岡垣町で催しされた青少年育成事業において、本庶特別教授の言われる言葉に近いような探究と感動を覚える意思力の強さを、町内小中学校の皆さんより学ばせていただきました。 最初は、10月の戦没者慰霊祭のことですが、初めて参加された岡垣中学校生徒会長は、慰霊の言葉として、学校での平和学習を通して、戦争の悲惨さ・残酷さを認識し、今日の平和や繁栄は、尊い大戦での犠牲のもとに築かれています。私たちの使命は、平和への思いを共有し、戦争をしないという強い思いを学び、戦争の文化ではなく、平和の文化の構築を、これからの世界に確かに伝えていくことが大切ですと述べられ、恒久平和への願いと人類愛を育むすばらしい誓いは、知りたい、不思議と思うこと、自分の目でものを見ることを実践されていました。 2つ目は、11月の岡垣町青少年育成町民会議主催の青少年の主張大会のことで、町内小中学校の発表者15名の皆さんが自分たちの将来の夢や人権を守る・命の尊さ、自然保護の大切さ、岡垣に生きることなどを、朗々と明瞭に語る姿には、団塊の世代の我々が経験したこともない、表現能力の高さや探究心の深さで自分の目でものを見る。そして納得するの意味を込めて楽しませてくれました。 3つ目は、11月23日岡垣サンリ―アイにてNHK俳句王国の公開録画が催され、その1こまに入場者の投稿による優秀作品2選が選ばれるとした構成がありました。その1選に7歳の女の子の「流れ星のしっぽから家族が生まれる」の可愛い俳句が入選しました。司会者はもちろんのこと、会場の皆様よりどよめきと感嘆の声、そして館内一斉に盛大な拍手が鳴り響きました。 司会者よりこの句の評があり、その感想を求められると女の子いわく、俳句はおもしろく、楽しいですの一言で、学校で教えてもらう俳句の楽しさを純粋に返事されていました。 本庶先生の言われた同義語的な内容を実践される岡垣町の児童生徒の国語の基礎力と表現力の豊かさに、驚きを持って感じさせてもらいました。 改めて、文部科学省が行った平成22年からの語学活動の充実の指導要領が、岡垣町の教育関係者及び学校支援をされる地域の方々の取り組みで、思考力・判断力・表現力などの育成によって、もたらされる意識の高さを感じたことしの秋でした。 このたびの一般質問は、広域連携でのまち(ひと)づくりを掲げてみました。最初は、(1)遠賀郡4町を圏域とする教育行政の連携についてです。平成27年北九州都市圏域での連携中枢都市圏構想の生活機能の強化に関する政策分野で教育・文化・スポーツの向上として圏域構想が掲げられています。また、平成27年には岡垣町と九州共立大学との包括地域連携の協定が締結され、地域の生涯学習振興・スポーツ振興学校支援に関することで連携をされています。この包括地域連携の協定の件は、10月29日に新聞で紹介され、岡垣町の食と水についての岡垣学Ⅱができ上がったと報道があり、官学連携事業を積極的に取り組まれていると思いました。 町長は、町教育総合会議の座長を務められていますが、先ほどの中枢都市圏連携及び官学事業連携を通じて、遠賀郡4町を圏域とする教育行政の連携について、どのように考えられていますか。 教育長に遠賀郡4町を圏域とする教育行政について質問をいたします。 終戦より30年を経た高度成長期前の昭和50年代。まだまだ、当時は貧困な社会世相の中で、学校教育の振興と社会教育の推進を図るために、教職員の有志なのか。各町の教育代表者で組織をされていたのか。遠賀郡内には遠賀郡教育研究所が存在していました。その活動は、教職員の研修や当時の学校教育のあり方、貧困家庭の児童生徒への生活指導や補導などを研究する機関、社会教育の振興と社会教育関係団体の育成、地域での青少年の補導と非行防止。そして、社会体育分野でのスポーツ少年団の結成やみどりの少年団の結成による青少年の健全育成の企画、学校教育分野及び社会教育分野を一体化した、大変重要な役割を持つ郡内規模での教育の研究機関でありました。現在のようにパソコンなど情報機器がない時代に、郡内の教育状況情報交換や研修資料の作成など、学校教育社会教育との学社連携の中心的存在であり、当時としては成熟した貴重な組織運営が行われていたと思っています。今、その組織はどのようになっていますか。そして、どのような形態で研究機関となっていますか。 (2)地域人の知識力を生かした情操教育事業の推進について。 平成4年、生涯学習審議会は、文部大臣から今後の社会の動向に対応した生涯学習の振興方策についての諮問を受け、その答申は、社会教育行政のあり方、公民館の果たす役割を大きく変貌させる生涯学習社会の実現を目指すことであったと思っています。以後、各自治体では生涯学習社会の到来に向けた取り組みを行い、25年が経過する今日では幾分かの差異はあるが、着実に市民の学習の機会として浸透し、今では市民権を得た学習形態を展開するようになっています。 そのような学習を推進する岡垣町は、知識の習得や専門的な技能を持った企業人・教職員を含めさまざまな職種で活躍された方が、北九州教育事務所管内では多い市町だと思っています。また、山海に囲まれた地形により農水産業従事者や自然や歴史を愛好する方々が住まわれていることも、町の特徴、住みよい町だと伝えることができます。 岡垣町に住む貴重な人的財産の町民は、学校や地域、行政へ活力源として溶け込み、なじみ、着実に地域社会の形成者として、新たな活動である自然環境保護青少年育成活動、通学路の安全パトロール校区コミュニティ運動などへと遺憾なく力を発揮され、町の発展へ寄与されていると感じています。また、高齢者学級町寿会連合会スポーツや文化活動をされている方がたくさんおられます。学びで習得した知識や技能、例えば、書道・絵画・陶芸・俳句や短歌・町の歴史や文化財をもって、町内小中学校との世代間交流事業を行い、情操教育の育成としての岡垣町での人づくりを推進しませんか。 冒頭の書き出しで、町の児童生徒の語学活動の充実は、教育関係者及び学校支援をされる地域の方々の取り組みで、思考力・判断力・表現力など情操性の意識が高いのではないかと言いましたが、よろしくお願いいたします。 (3)公民館類似施設地域公民館を活用した子育て学習事業の支援について。 社会教育法第20条は、公民館での目的を定め、第42条は公民館に類似する施設、俗に言う地域公民館は、自治体が設置制度を定めるとしています。先日、野間公民館を訪れた際、小学校放課後に多くの児童生徒が参加して、書道・習字教室・そろばん教室が開催されていました。久しぶりに見る子どもたちの遊び回るにぎわいは、社会を明るくする要素を持っています。 岡垣町は「住みたい・住み続けたい・みんなが輝く元気なまち 岡垣」のすばらしいまちづくり基本理念を掲げていますので、子どもたちのにぎわいは地域公民館活動の活性化であります。岡垣町より公民館の活性方策を立案・実践して、郡内4町の生涯学習課や類似公民館地域公民館へ公民館の活性化方策を発信してほしいです。 以上、質問をいたしましたが、詳細な質問につきましては、質問席にて再質問をさせていただきます。 ○議長(太田強君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 皆さん、おはようございます。小野議員御質問の「1.広域連携でのまち(ひと)づくりについて(1)遠賀郡4町を圏域とする教育行政の連携について」に対してお答えします。 広域連携でのまちづくりについては、9月の一般質問において、事務の効率化を進めるための、一つの手法として、他の自治体との広域連携を推進するという基本的なスタンスに立ち、目的に応じたさまざまな自治体の組み合わせにより取り組みを進めている旨の答弁をしました。 今回のテーマである教育行政の連携ですが、北九州都市圏域での連携中枢都市圏ビジョンに掲げる教育、文化及びスポーツの分野では、公共図書館連携事業などに取り組んでいます。 広域連携に当たっては、必ずしも遠賀郡内に限らず、その事業の目的によって、さまざまな自治体との協力も考えながら、効果的・効率的な行政経営に努めます。 なお、本年7月に地方制度調査会に諮問された、新たな圏域などに関することについては、同調査会の中に設置された専門小委員会において調査が進められていることは承知しています。 まだ、現時点では具体的内容は明確になっていませんので、今後の動向を注視していきたいと考えています。 なお、「1.広域連携でのまち(ひと)づくりについて(1)遠賀郡4町を圏域とする教育行政の連携について」に対しては、教育長からも答弁させ、(2)(3)は、教育委員会に関する質問となりますので、教育長から答弁させます。 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) 小野議員御質問の「1.広域連携でのまち(ひと)づくりについて(1)遠賀郡4町を圏域とする教育行政の連携について」に対してお答えします。 遠賀郡教育研究所は、地教委連絡協議会及び遠賀郡小中学校職員の応募者をもって組織する団体です。本研究所は、教育問題の調査・研究及び教育関係者の研修等を行い、郡内の教育の向上に資することを目的としています。 本年度は、小学校155名、中学校174名の教員が参加し、小中学校の21の教科・領域ごとの部会に分かれ、研修を実施しています。各部会では、それぞれの年で研修テーマを定め、職員の資質の向上に努めています。 また、教育行政の連携として、北九州教育事務所管内教育長会を毎月開催し、情報交換を行っています。部活動のあり方や働き方改革などについては、郡内や中間市の教育長で協議を行い、方向性を決定しているところです。学校現場においても、郡校長会や郡教頭会等を組織し、諸課題の解決や情報交換等に努めています。 次に「(2)地域人の知識力を生かした情操教育事業の推進について」に対してお答えします。 学校では、小学校を中心に地域の方を外部講師として迎え、授業を実施しています。各小学校では、音楽や俳句・読み聞かせ等を中心に、年間10時間から70時間程度を実施しているところです。中学校では、武道の時間に外部講師を迎え、地域の方の協力を得ながら授業を行っています。 また、公民館講座若潮学級成人講座ゆうまの受講生が、講座で学んだ成果を地域に還元するため、小学校の学校支援ボランティアとして各小学校で書写などの授業の支援を行っています。 平成29年度の実績では、延べ人数で74人の受講生が学校支援ボランティアとして活躍しています。 このように、地域の方の協力により、小中学校での情操教育の推進を図っています。 次に「(3)類似公民館地域公民館)を活用した子育て学習事業の支援について」に対してお答えいたします。 類似公民館では、自治区活動の活性化を図るため、盆踊りや運動会、文化祭など住民による自主的・主体的な活動が行われています。 子育てに特化した学習事業については、絵手紙教室や工作教室など、地域の高齢者と子どもが触れ合う活動や、夏休みに勉強や体験学習が行われている自治区もあると聞いています。 また、民間への貸し館として行われている習字教室やそろばん教室など、子どもを対象とした学習教室が行われている自治区があります。実態としましては、以前と比較して学習塾や学童保育、スポーツクラブ活動など、さまざまな学習の場がふえたことにより、子どもの選択肢が広がったため、自治公民館で行われていた書道教室などの学習教室が減ってきているのではないかと推測いたします。 教育委員会では、類似公民館の活動に対する支援として、特色のある自治区活動の事例発表など、公民館長の情報共有を図る研修会の場の設定を行っています。また、自治公民館活動補助金を交付し、自治区活動の活性化を側面から支援しています。 教育委員会としましては、子育て学習事業に限らず、今後も継続して類似公民館の自主的・主体的な活動に対して支援を行っていきます。 以上、情操教育事業の推進及び子育て学習事業支援の内容を述べましたが、遠賀郡内では各町の職員相互が交流し、情報交換などを行う遠賀郡社会教育振興協議会が設置されていますので、岡垣町の取り組みを報告するとともに、他町の先進的な取り組みも参考にし、今後の社会教育行政の推進を図りたいと考えます。 ○議長(太田強君) 5番、小野元次議員。 ◆議員(小野元次君) 現在、遠賀郡社会教育研究所は存在していますか。そして、事務局は持ち回りになっていますか。ちょっとお聞かせください。 ○議長(太田強君) 川原教育総務課長。 ◎教育総務課長(川原義仁君) 現在も、遠賀郡教育研究所というところは存在しております。郡内の4町で事務局を持ち回りしておりまして、現在、岡垣町が事務局を当番しております。 ○議長(太田強君) 5番、小野元次議員。 ◆議員(小野元次君) 私の経験するところ、それから経験で記憶したところ、それから、この組織が昭和55年以降、各市町村の教育委員会教育行政の分担化による学校教育課、そして社会教育課の新設というところで分離した経緯があると思います。また、県の教育庁の教育事務所が6ブロック化されたと。 質問しました昭和50年代は、今の東筑高校の下の鷹見ですかね、南鷹見ですかね、そこに遠賀郡の教育庁遠賀教育出張所というのがありました。学校教育が主体で、社会教育関係者が二人しかいなかった。一人は岡垣に、もう亡くなられましたが筒井正久先生社会教育の担当として、あとは鞍手のほうから来ておられた。 ちょうどそのころから、日本体育協会スポーツ少年団の組織が始まったのがあったと思います。それを遠賀郡の中にどうして取り組むかとしましたけども、やはりその当時の社会教育課、力が弱いもんですから、学校教育の関係、そして遠賀郡内にそういうこと、青少年教育スポーツ関係に特出した方が結構おられた。これは教育長は御存じだと思います。 そういう方が遠賀郡でどのように子どもたちの身体健全、それから体力づくりということで取り組まれたことが要因になったんじゃなかろうかと。その以前からもあったと思います。前の芦屋町の教育長、それから本町の前教育長が加入されておられたということです。 それで、私自身が見たのは、今、感じているのは、非常に弱体化してきたのは、各町が教育行政の分離化と、それと県の教育庁の6ブロック化、それと事務所機構が大きく変わって、その機能が失われてきたんじゃなかろうかと、そういうことで、この遠賀郡の活発であった教育研究所の活動が、少し意義を失ってきているんじゃないかと考えていますがいかがでしょうかね。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) 今、議員が弱体化してきたんじゃないかなと言われましたが、私はそんなに弱体化したとは思っておりません。 ちょうど50年代は、生徒指導が大変な時期でした。各学校で、いろいろなことでその生徒指導に追われて、もう勉強したりとか、研修したりとか、そういうことはなかなかできないような状況だったと思います。特に中学校の場合はそうです。 そういう中で、保護者が学校を見回るとか、そういうこともありましたが、やはり子どもたちを何とかしないといけないということでは、授業の改善ということで、そこがやはり一番大事なことではないかということで組織されてきたんじゃないかなと思います。 ところが、最初のころはそういう状況でしたので、部員になることはなかなかそこまで手が回らないような状況でした。ところが、今の現状を見てみますと、ほとんどの3分の2以上ですか、そういうのが今、遠賀郡では教育研究所に加入しておりますので、そういうことでは、今、授業改善ということで、いろいろな先生が頑張っていると思います。 しかし、そのときのやはり諸先輩たちが、やはり議員言われましたけど、土台となって、やはり今の教育研究所がスムーズな運営ができているんじゃないかなと思っております。先生方も研修に励まれて、有意義な教育研究所の運営ができているんじゃないかなと思っております。以上です。 ○議長(太田強君) 5番、小野元次議員。 ◆議員(小野元次君) 先ほど、前々教育長、十時教育長ですね、十時教育長がまだ教育主任になられるぐらいのときじゃなかったのかなと思っております。 私は弱体化ということを言いましたけども、もう一つ聞きたいのは、やはり県のほうで先生等の教育する研究所、例えば、社会教育でいえば、篠栗にあります社会教育総合センターがやはり55年ぐらいにできたんじゃないかなと、こう思うんです。 だから、もう一つありますよね。そういう研究所ができた関係で、教職員の研修先も県内一括になったとか、そういう影響もあるんじゃないかなと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長
    ◎教育長(佐々木敏幸君) 確かに、教育研究所が篠栗にあります。そこでいろいろな研修、自主研修のそういう講演をしていただいてとか、その中で発表したりとか、そういうことでありますし、遠賀郡の研究所の上には県の研究所の組織がありますので、先月もそこで遠賀郡から発表して、いろいろな研修を行って、その中で発表しながら県全体で勉強等もしておりますので、特に昔に比べたら、いろいろ自分で学ぶというか、自主研修の場も多くなっておると思います。以上です。 ○議長(太田強君) 5番、小野元次議員。 ◆議員(小野元次君) 教育長のほうに最後の質問なんですけど、今、非常に教育機関の組織が成熟されたなと思っております。 しかしながら、遠賀郡内の圏域で、各教育委員会並びに小中学校で、相互で共通した検討する課題というのはあると思います。そのことで、そういうふうなことは郡内の教育研究所で検討されているということで解釈してよろしゅうございますか。それとも、私の言いました新しくそれを含めて、遠賀郡内で、4町圏域による教育行政のあり方という形での取り組みをされるかどうかということをお聞きいたします。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) まず教育長会で、今、働き方改革で、特に部活動等の問題があります。それで、休養日をというようなことでありますので、31年度から遠賀郡、町だけで何日休もうとかいうことがあれば、一応、練習試合とか公式の試合等にもかかわりますので、週1日の休養日、それと土日の1日の休養日を設けようというようなことで週2日。そういうことでは、郡の中では教育長会で決めたり、そして校長会におろしたり、校長会でもまた練ってもらうとか、そういうことでは本当に校長会等、また教頭会等でもいろいろ意見が出たりということで、そういう面ではいいことかなと思っています。あと教育研究所の中では、道徳とか英語教育ですね、そういうので小学校、中学校から、今度、2020年度に向けて英語なんかは新しく小学校では教科になりますので、そういう意味での研究所、各部での研修は大変参考になるんじゃないかなと思っております。また、その他のいろいろな各教科の部会なんかでも、新しい教育指導要領が変わりますので、そういう面ではいろいろためになる研修がなされているんじゃないかなと思っております。以上です。 ○議長(太田強君) 5番、小野元次議員。 ◆議員(小野元次君) 生涯学習課長にちょっとお聞きします。 先ほど、地域人の知識力を生かした情操教育の事業の実施というところで、外部講師として、各小学校に年間10時間から70時間程度実施しているということは、各学校の総トータルでこういうことだと思いますが、先ほど答弁書を読みました。本当に岡垣町は人材が豊富だと思います。私も約26年、こういう仕事を携わっていて、特に昭和50年以降のこの岡垣の持っている人的な知識の力というのは、よその町から見ていると怖いぐらいあってですね。しかし、それに負けないためにどうするかという方策をずっと立てていました。 しかし、やはりそれぞれ一人一人には力があって、何らかな形のものを持ってると思うんですが、やはり教育という観点から見ますと、やはり技術を習得している、知識をしっかり持っておられる方じゃないと、なかなか一般の外部講師として指導していただくわけにはいかないという考え方を持って見ていましたけども、本当にうらやましいぐらいだったです。 しかし、反面、あれだけの方がおられたら、私だったらどうするなというのはいつも考えておりました。もったいないなと、本当にもったいないと思っておりました。だから今回なぜしたかというと、町では子育て支援に力を入れているんです。その主体たるところが健康づくり課、こども未来課、福祉課というところが子育て世代、これ子育て支援をしているというところです。だから、教育では子育てという教育の部分が残されていると。ここをどのようにされているんだろうかと、目に見えないもんですから、ということで質問したんです。どんなふうに考えていますか。 ○議長(太田強君) 原生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(原憲司君) まず、生涯学習とか子育てとかは、まず生涯学習につきましては、個人の資質を向上するためのことを、それもいつ誰でも、それを向上するのが生涯学習かと思っております。 生涯学習課の任務につきましては、それをバックアップする、そういうことをするのが生涯学習課の役目だと思っておりますので、今、言われたとおり、子育て、いろいろ就学前の方たちの親御さんとかの教育は、生涯学習課がバックアップしていきたいというふうには考えております。 ○議長(太田強君) 5番、小野元次議員。 ◆議員(小野元次君) ちょっと回答がわからないのは、子育てというのは何歳から何歳までですか。 それは、生涯学習という観点は、小さい幼児、小学生、学校教育も入るんでしょう、生涯学習社会には。小学1年生、6歳も生涯学習の社会の一員であるわけですね。そうしますと、先ほど言った福祉とか健康だと、それから子どもの育成に対するところは、さっき言った部署だと思うんですが、生きる教育をするというところは教育委員会の所轄じゃないのかと。個々の資質を伸ばすということだけが、それは成人的なところであって幼児教育も生涯学習の一つに入っているんです。 だから私はあえて今回、公民館も含め、生涯学習の件を質問したのはそこなんですね。見えないんですね。だから、先ほどの文章の中では、子どもたちに折り紙を教えている。それから、読み聞かせをしている団体もあるわけです。だから、そういう方々、それと老人クラブの中でも文化活動を非常にしてある。それはその世代が楽しむだけなんです。その世代が楽しむというのは、もう一つ欲を出せば、自分たちの習ったことを、若い世代、幼い世代に教える楽しみというのも今の核家族社会においては非常に大切なんです。 核家族社会は、かつての言われていたよりも物すごく進捗していますよ、今。2世代の住宅とかいうのはありませんもんね。あっても分かれていきますよ、子どもたちは。そこが核家族社会という観点なんですね。だから、そういう意味から、生涯学習は子育て世代に対する事業とかいろんなことを研究する機関でもあるということから質問しているんです。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) 私は、小中の子どもたちが生涯学習の基礎になる、そういう教育をしていかないかんかなとは思っております。 私は、小中で学力と豊かな心、こういうのを二本柱として、そして卒業するときには、みずから考え、みずから進んでいろいろなことができる、そういう子どもを育成する。それが将来にわたって、高校とか大学、社会人になっても、みずから考えていろいろな取り組みをするというか、そういうことであれば、いろいろなことを自分で考えてやっていく。 だから、小中の学校教育といいますか、そういうところでその基礎を培うというですかね。中学校を出るときには、自立できる子どもができればいろいろなことで今から社会、変わってきます。特に、ただ単に知識、理解だけじゃなくて、やはり自分で課題を見つけて、その課題を克服するという、そういう社会人になってほしいということで私たちがやっておりますので、今、議員言われましたところは、幼児からの教育になるかもわかりませんけど、小中はそういう子どもの育成だと思っております。以上です。 ○議長(太田強君) 5番、小野元次議員。 ◆議員(小野元次君) 教育長、ありがとうございます。 安心して、きょう、私、冒頭での挨拶の中で、本庶佑先生のメッセージを読ませていただいたというのはですね、この岡垣の学校教育の語学教育がもたらした、それも先ほど言いました3点は、会場は大人の人が多い、その中で、ああいうふうな言葉を朗々と語れる子どもたちが岡垣におられるということを示して、そして生涯学習の中においても幼児教育もその一つの一環であるという。 大人を遊ばせる場は、それが生涯学習という感覚じゃなくて、やはり子育てすることが先々のことですし、先々の成長につながり社会を覚えてくる基礎ですから、非常に文章をつくるときに難しかったと思います。私も非常に難しかったと思います。ちょうどそのころノーベル賞の新聞記事をとっていましたから、その中を読み直すと、先ほど言ったような言葉が出ていて、これはまさに今、岡垣がやっている児童生徒に対する教育が少し成功しつつあるんじゃないかなということを見ましたので冒頭に使わせていただいたということでございます。以上、質問を終わります。 ○議長(太田強君) 以上で、5番、小野元次議員一般質問は終わりました。……………………………………………………………………………… ○議長(太田強君) しばらく休憩いたします。 なお、再開は10時40分の予定といたします。午前10時20分休憩………………………………………………………………………………午前10時40分再開 ○議長(太田強君) 再開します。 1番、神崎宣昭議員の発言を許します。1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 皆さん、おはようございます。1番、神崎宣昭です。議長の許可をいただきましたので、一般質問通告書に基づき一般質問を行います。 私たちの岡垣町は少子高齢化が進み、右肩上がりだった人口も平成22年11月の3万2,752人を境に減少の一途をたどり、本年10月末統計で3万2,000人を割り、3万1,785人まで落ち込んでいます。また、高齢化も進み、本年10月末現在32.5%にまで進み、65歳以上が1万人を超し、3人に1人が65歳以上の高齢者ということになり、国や県よりも早いペースで高齢化が進んでおり、高齢化が進むに伴い、民生費が増大し厳しい財政状況にあり、行財政改革を推し進め、公共施設の用途変更、使用料の見直し、敬老祝い金の一部を廃止するなど、行政や議会に対する風当たりが強くなると思われます。 こうした背景から、少子高齢化社会だからこそ、視点、着眼点を変えて、今までにない、若い女性が集まる環境づくりが必要であると考え、若い女性を意識した夢のある元気で明るいまちづくりを提案する次第です。若い女性が集まる場所をつくれば、必ず若い男性が寄ってきます。若い人たちでにぎわう元気で明るい町にしましょう。しましょうと言っても行政が乗ってこないと何も始まりません。また、まさに夢のある明るいまちづくりが、夢も何もない、夢幻に終わってしまいます。 1.夢のあるまちづくりについて。(1)地の利、地の恵みを生かしたまちおこしについて。 岡垣町の地の利、地の恵みを生かしたまちおこしについては、岡垣町の地形、北緯33度線上にあることで恩恵を受けている北斗の水くみを生かしたまちおこしと、三里松原の海岸線に種が漂着して自生しているスナビキソウで恩恵を受けている、2,000キロを旅する神秘のチョウ、アサギマダラによるまちおこしについて提案します。 ひしゃく形をした北斗七星が水をくんでいるように見える北斗の水くみ。この光景は北緯33度から34度に位置し、北側に水平線がある景色の場所でしか見えず、その条件を満たすのは世界中でも北部九州の一部であります。岡垣町の海岸線が絶好の観察ポイントであること、このこと自体が空前絶後の物すごい幸運なことです。 よく考えてください。地球上に73億人の人間が住んでいます。北斗の水くみ現象を観察できる人はごくごく限られた一部の人間だけです。両手で砂をすくって、その中の一粒を当てるのと同じくらいの幸運なことではないでしょうか。こんな幸運な位置にある岡垣町を、北斗の水くみをもっともっと世界中に発信するべきです。 そこで私からの提案です。岡垣町は北斗の水くみで有名であり、観光発信の拠点である観光施設も北斗七星と名づけています。そこで北斗の七星にちなみ、都市伝説をつくり、都市伝説の好きな若い女性たちを呼び寄せることです。北斗の七星はそれぞれに名前がつけられています。岡垣町の7つの箇所に、例えば成田山とかそういう場所に名前をつけて、土地と名前と同じ星に祈らないとその願いがかなわないという、そういう都市伝説をつくったらどうでしょうか。都市伝説、信じる、信じないはあなた次第です。 2,000キロを旅する神秘のチョウ、アサギマダラでのまちおこし。皆さん、誰か先日の11月29日、夜8時、KBCテレビで放映された科捜研の女を見た人はいませんか。マリコが一匹のチョウにたどり着いた衝撃のシーンです。 アサギマダラも有名になったものです。テレビに出演するようになって。マーキングしたアサギマダラが出てきました。それも町長と同じ、宮内と書いてありました。このこと自体がアサギマダラでまちおこしせよという予言で都市伝説ではないでしょうか。信じる、信じないは、町長、あなた次第です。 私とアサギマダラの出会いは8年前です。そのとき、優雅にひらひら飛ぶ美しいチョウチョウを見て、何て優雅できれいなんだろう。同じチョウチョウでも、夜のチョウチョウとは全く違います。数倍もきれいで優雅だと思いました。そのときはまだ2,000キロを旅する神秘のチョウ、アサギマダラであることは全く知りませんでした。 私が知ったのはことし5月です。最近、毎朝来て砂をほじくっている変なおやじがいると、話かけると、そのおやじが自慢げにアサギマダラのことをしゃべってくれました。それを聞いて私はすぐに、これは岡垣町のPRになる。町中をアサギマダラでいっぱいにして、まちおこしの材料にしようと思い、早速、そのおやじと二人で岡垣アサギマダラの会を立ち上げました。 アサギマダラは日本中で見られる大型のチョウで、羽の白っぽい半透明の部分が浅黄色、薄い青緑色であることからアサギマダラと呼ばれています。秋から冬には温かい沖縄や台湾、香港へ、春から夏には逆ルートで長距離を移動します。ほかのチョウとは違って、ふわりふわりと優雅に飛びます。羽は広げたまま旋回して空高く舞い上がり、風に乗って長距離を移動します。成虫はフジバカマ、ヒヨドリソウ、ツワブキ、スナビキソウなど、幼虫はほかのチョウとは違い、野菜類や果物類は食べません。山に自生しているつる性の植物、ガガイモ科の常緑のキジョランの葉を食べます。 チョウを捕獲して標識を書くことをマーキングといいます。標識チョウを他の地域で再捕獲することで、チョウの移動距離やルート、時期を知ることができます。標識情報はインターネットのネットワークで共有されます。来年は岡垣町から飛び立った夢を乗せたチョウが、長野県、北海道、沖縄、台湾など、各地から岡垣町のチョウの便りが届くことを楽しみにしています。 岡垣町には毎年、春、汐入川河口のスナビキソウに毎日30から40頭、多い日では100頭近くが優雅に飛び回っています。秋には各家庭に植えているフジバカマの花に二、三頭が飛来しているようです。 岡垣町にはアサギマダラは昔から飛来しています。このことを知っている人はほとんどいません。ウミガメも帰る町で有名になりましたが、ウミガメは毎年必ず帰ってくるわけではありません。毎年、春、秋、100頭以上が飛来するアサギマダラは、ウミガメにはない、マーキングをすることができ、岡垣町の名前もともに全国に飛んで行きます。ウミガメ同様、アサギマダラの飛来環境を整えて、まちおこしに利用して、カワセミ、ウミガメ、アサギマダラ、岡垣町の三種の神器で売り出して、都会にはない、岡垣町の自然環境のよさをアピールして、流入人口をふやすべきです。 (2)芸術、アートによるまちおこし。 私が研修で訪れた、場所は定かではありませんが、たしか岡山県の美咲町だったと思います。美しく咲く町、すてきな名前だなと思った記憶があります。田舎の山間の段々畑の田んぼの片隅の空き地に大きなオブジェがさりげなくあったり、町の中の壁のあちこちに大きな風景画が描いてあったりで、何んとなく温かく心地よい町だな、名前のとおりすてきな町だなと感じました。 そんな思いで我が町を見ると、ガード下など無機質にさらけ出されているコンクリートが多く、やけに目につきます。何か味気ない感じがしてしまい、その味気ないものをおいしく味つけたらどうかと思います。無機質なコンクリートに色をつけて、春の息吹を与えて、すばらしい絵画を描いて、ほかにはないトリックのだまし絵などを描いたら、たちまち話題になって、人が集まり、まちおこしになるのではないでしょうか。 (3)イルミネーションによるまちおこしについて。 私が22年前に今の住まい、公園通りに移り住んだ当時は、まだ家も少なく、夜になると周りが暗かったこと、子どもが小さかったこともあり、クリスマスの時期にイルミネーションを派手に飾ったものでした。自分で自慢するのもおこがましいのですが、明るくあでやかで、当時は岡垣中どこを探してもないくらい、間違いなく1等賞になれるくらい、明るい派手なものでした。おかげで公園通りの人たちが、明るくなって、気分まで明るくなると喜ばれ、周りの家もクリスマスイルミネーションをするようになりました。当時のことを考えると何か温かくなってきます。隣は今も、規模は小さくなりましたが、昔の名残りでクリスマスイルミネーションを続けています。 私の計画を説明すると、クリスマスイルミネーションの明るさや派手さ、優雅さなどを判定して順位をつけ、賞品などを出して競い合わせることです。たしか、これは曽宮さんも言ってたみたいに思いますけど。イルミネーションの費用は各家庭で出すのでかかりません。賞品代だけで済みます。各家庭で競わせることによって参加者がだんだんふえてくることで、町中が明るくなって温かい気持ちになります。駅前のイルミネーション、波津海岸のイルミネーションが中止になって寂しい限りです。かわりに経費のかからない、この案はどうでしょうか。 2.ボランティアについて。(1)ボランティアポイント制度の今後の展開について。 ボランティアポイント制度は、私が平成27年12月議会で、不公平になるので福祉ボランティアだけでなく、公平、公正を保つため、全てのボランティアに対して同時に始めていただきたいと要望しましたが、聞き入れられず、まずは福祉関係のボランティアから始めて、その後、ほかのボランティアにも制度を導入するとの答弁でした。 その後、平成28年10月1日から福祉ボランティアポイント制度が、福祉関係ボランティアだけに導入しスタートしました。私が平成29年6月議会で、ボランティアポイント制度の現状と課題、これからの展開について行った町長の答弁では、福祉ボランティアポイント制度の導入から8カ月が経過し、一定の評価をいただいている一方で、地域で助け合い活動や福祉分野以外のボランティア活動をしている、ポイント制度の対象にしてほしいといった声や、ポイントが付与されるかどうかでボランティア活動を選ぶ人がいるなどの声が上がっており、本来のボランティアとしての趣旨を損ねているような面も見られます。私はボランティアポイント制度により、ボランティアの目的や理念がゆがめられるようなことがあってはならないと考えています。私も同感です。 今回、まずは福祉分野の限られた活動からボランティアポイントを導入しましたが、改めて、この制度の実施における課題の整理や今後の財政負担の見通し、導入の成果も検証し、まちづくりを進める上で、ボランティアポイント制度のあり方について慎重に検討を進めていきますと述べられて、この答弁から既に1年と6カ月がたっています。平成28年10月1日、福祉ボランティアポイントを導入して2年と2カ月、その間、同じように岡垣町ボランティアセンターに登録している人たちの間で格差が生まれています。公平性を保つため、全てのボランティアにポイントを導入するか。はたまた、福祉ボランティアポイント制度を廃止するかを速急に決める時期に来ているのではないでしょうか。町長の明確な答弁をお願いします。 (2)ボランティア団体の支援について。 私はこれまで、平成27年12月議会でボランティア活動の支援の現状について、平成29年6月議会で協働のまちづくり、ボランティア団体への支援について一般質問し、支援について公平性を求めてきました。 岡垣町のボランティア団体は、岡垣町ボランティアセンター登録団体が46団体あり、岡垣町社会福祉協議会に登録しているボランティア団体が21団体あります。その団体全てに助成金が出ています。そのほかのボランティア団体には機材の貸し出しや現物支給などで支援しているのですが、各団体で支援が違い、支援の仕方の差があり過ぎるので公平性を保つため、支援の格差を是正していただきたいと思います。 そもそも支援する基本となる物差しがまちまちでは、支援の格差ができるのは当たり前のことです。なぜ、ボランティア団体を支援する大切な物差しを岡垣町補助金等交付規則と岡垣町ボランティア育成・支援事業補助金交付規則にするのでしょうか。 あとは質問席で質問しますので、よろしくお願いします。 ○議長(太田強君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 神崎議員御質問の「1.夢のあるまちづくりについて(1)地の利、地の恵みを生かしたまちおこしについて(2)芸術、アートによるまちおこしについて(3)イルミネーションによる明るいまちおこしについて」に対しては、関連がありますので一括してお答えします。 岡垣町の観光事業については、多くの人たちに我が町を訪れていただき、我が町の魅力を感じていただけるよう、あるいは体験していただけるよう、観光協会と連携し、観光の情報発信や観光客の誘致活動に取り組んでいます。 初めに、地の利、地の恵みを生かしたまちおこしについてです。 観光の視点から見た岡垣町の地の利、地の恵みとしては、湯川山からの三里松原の風景や豊かな地下水、四季のフルーツや魚介類、アカウミガメの産卵など、多くのものがあります。波津海岸もその一つであり、北斗七星のひしゃくが海水をくむ現象が見られる世界でも数少ない観望ポイントであることが挙げられます。この珍しい現象を見るイベントは、毎回多くの大人や子どもたちでにぎわっており、今年度は、計4回の開催で、既に延べ500人を超えている状況です。そのほか、JR九州の協力を得てクルーズトレイン「ななつ星in九州」の乗客等へのPR活動も行っています。 また、今年度、新たな取り組みとして、町に眠っている地域資源を掘り起こすため、大学の学生と意見交換等も始めました。 アサギマダラについては、岡垣町でも春にはスナビキソウ、秋にはフジバカマという植物への飛来が観察されています。海を渡って長距離を旅する昆虫類では珍しいもので、宗像市そして岡垣町でも愛好家たちによるアサギマダラの会が結成されています。愛好家の話によると、町内で生まれ育ったアサギマダラもいるとのことです。 当面は、観察をされている会の方々に情報を提供していただきながら、飛来時期などを観光協会や町のホームページなどで紹介することを検討したいと思います。 今後も、町の魅力発信に努め、観光事業を通して人との結びつきを深め、交流人口の増加につなげたいと考えています。 次に、芸術、アートによるまちおこしについてですが、現在、町内各所のコンクリート壁に岡垣八景として町の風景画が掲示されています。これは、平成7年に設立した町のイメージづくり委員会が、文化の薫るまちづくりを目指し、町民から募集した絵を選考し、殺風景なコンクリート壁を飾る取り組みを行ったものです。また、コンクリート壁全体の壁画については、当時の委員会で議論がなされ、町の景観を損ない好ましくないということから、このような絵を飾る取り組みになったと聞いています。なお、岡垣八景のコンクリート壁画については、年数がたち、作品の劣化が進んだため、現在今後のあり方を検証しているところです。 次に、イルミネーションによる明るいまちおこしについてですが、各家庭で装飾しているイルミネーションを評価し優劣をつける事業は、閑静な住宅街にさまざまな問題をもたらすことも想定されるため、慎重に計画しなければならないものと考えます。 次に「2.ボランティアについて(1)ボランティアポイント制度の今後の展開について」に対してお答えします。 先日の西議員への答弁と重複する部分があろうかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。 本町では、平成28年10月から、住民と行政の協働を推進することを目的に、ボランティア活動を始めるきっかけづくりや継続的に活動されている方への感謝の気持ちを町から還元するための仕組みとして、福祉の分野からボランティアポイント制度を導入しました。 制度の導入から2年が経過し、対象となる事業を拡大してほしいといった好意的な評価をいただく一方、新たな人材の発掘にはあまり効果が出ていない、ポイント付与事務に負担がかかっているなどの課題が見えてきました。また、ポイントが付与されるかどうかでボランティア活動を選ぶ人がいるなどの声も上がっており、本来のボランティアとしての趣旨を損ねるような面も見られます。 私は、制度の導入により、ボランティアの目的や理念がゆがめられるようなことがあってはならないと考えます。 本来、この制度は、住民がボランティア活動に参加することにより社会参画が図られ、地域貢献の場を通じて生きがいづくりをし、地域での交流が活発に行われること、またそれらを行うことでボランティアに参加した人の健康増進にもつながることを目的に導入したものです。 現在、この制度の実施における課題の整理や今後の財政負担の見通し、導入の効果等を検証していますが、さまざまな課題が出てきており、制度の拡大は難しいのではないかと感じています。 いずれにしても、この制度のあり方については、本来の趣旨を踏まえ慎重に検討した上で、本年度中に方向性をまとめたいと考えています。 次に「(2)ボランティア団体への支援について」に対してお答えします。 ボランティア団体への支援については、第5次総合計画後期基本計画においても、協働のまちづくりを推進していくための基本指針の一つとして掲げ、住民や事業者が幅広く活動できるよう支援を行うとしています。 現在、町では、福祉や環境保全、子育て支援、社会教育など、さまざまな分野で多くのボランティア団体などが活動されています。多くの住民が、それぞれの分野において多種多様なボランティア団体に所属して活動を実践されていることは、協働のまちづくりを進めていく上での大きな原動力となっており、ここに改めてボランティアの皆さんの御尽力に深く感謝いたします。 町では、ボランティア活動に対する支援として、各種補助金の交付や補助事業についての情報提供、資機材の貸し出しや原材料支給など、それぞれの団体に合わせた支援を行っています。 今後も、各団体などの活動支援のためのボランティアの育成や各団体が抱える課題などを把握しながら適切な支援を行い、さまざまな分野で住民がボランティア活動に参加しやすい環境整備に努めていきます。 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 北斗の水くみについてですが、北斗の水くみを提案された方は、福岡教育大学名誉教授の平井正則教授だと思います。そして、それを一人でも多くの人に知らせようとした、小惑星に「Okagakimachi」とつけた先生がいます。 こういうのはめったにないことで、すごいことだと私は思っているんですけど、これを発信しているのは、どのような方法で発信しているんでしょうか、誰か答弁をお願いします。 ○議長(太田強君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) 北斗の水くみに関する情報発信でございますが、現在、もう数年続いておりますが北九州シリウス会というのがございまして、そこの会が主体となって、子どもたち、大人含め、星空観望の解説までやっていただいております。今、前回に至りましては、波津の駐車場がもう入らないほど来場いただきまして、大変好評のうちに終えております。情報発信については以上でございます。 あと、惑星につきましては、昨年度、サンリーアイのほうで会場を使いまして命名式の式典など開きまして、広報、周知していったところでございます。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 私はさっきも壇上で言ったように、この北斗の水くみを見られるということは、本当、このいっぱいの砂で、その中から一粒を選ぶぐらいの貴重なことと思いますので、このPRよろしくお願いします。 それから、この北斗の水くみで私が提案した7つ。岡垣町に7つの場所をつくって、星と同じ名前をつけて、星と同じ一つの願いをかなえる、お祈りするということですけど、日本中に、何と言いますか、恋人の聖地とかそういうところはたくさんあるみたいです。 しかし、私の言うのは7カ所。例えばですよ、成田山とか金毘羅山とか有名なところに分けてから、そこで、その星にしか祈らんで、7つの願いがかなう。願いだけやないとです。自分の7つの願いが。こういうことをしたら本当、集まるんじゃないかと思いますけど、町長、この案どう思いますか。 ○議長(太田強君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 北斗の水くみということで7つの星ですね。神崎議員の言われることもよくわかります。7つのポイントを設けて、それを場所を決めて、そしてそれに、そこに行った人が願いを込めてということもよくわかりますし、私もこの7つの星という、これは岡垣町にしたら7つの特徴的な岡垣町としたら何があるかなというふうに考えたこともあります。 例えば水ですね、三里松原、海とか、そういうことでPRすることもどうかなというふうに考えたこともありますけど、神崎議員の考えてあることも一つの考えとして承っておきたいというふうに思います。 それを早急に場所を決めて、どうのこうのというところまでは、そのことも含めて、町の観光をPRしていくにはいろんな方法もありますし、いろんなやり方もあると思います。そこに神崎議員言われるような一つの物語があればいいということですから、一つの提案として聞いておきたいというふうに思います。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 次に、先ほど言いましたけど、北斗の水くみはめったにない幸運な場所ですので、とにかく広げてください、それに関したこと。 それから次に、アサギマダラについてですけど、私、先日、12月1日にアサギマダラの勉強会をしたら、そのアサギマダラについて興味を持っている人が何といいますか、ちょうど12月1日は教育長の団体の人権講演会があったので、少し来てくれるかなと思った、余り来てくれないんじゃないかなと思ったんですけど60人が来てくれました。その中でびっくりしたのは、フェイスブックを見てから、私全然呼んでいないのに、松本議員が来てくれました。松本県議も、それから今度立候補する安部君もフェイスブックを見てから来ていただきました。 それで、アサギマダラに関するあれは結構人気あるなと思いましたけど、このアサギマダラは、岡垣町では汐入川のスナビキソウに来ていますけど、そのことを知っとう人はほとんどいません。だから、そのスナビキソウが荒らされているんです。それをスナビキソウを守る環境づくりをしてほしいんですけど、環境づくりと一緒にアサギマダラが来ているということをPRしていただきたいんですけど、どうでしょうか、この話。 ○議長(太田強君) 神谷住民環境課長。 ◎住民環境課長(神谷昌宏君) アサギマダラの件ですが、私は残念ながら議員が言われたアサギマダラを紹介したドラマは見ていないんですが、私が初めてアサギマダラが飛来していると知ったのは、ことしの5月に新聞記事に大きく報道されまして、三里松原のほうにアサギマダラが飛来しているということで早速見に行きました。 アサギマダラは、特定の植物で、岡垣の場合には初夏に開花するスナビキソウを求めて飛来してくるということで、当時、北九州県土整備事務所が自転車道への飛砂防止のために竹垣の設置工事をしておりましたので、スナビキソウが自生している場所ということで、ぜひこれは守ってくださいということで申し入れを行っております。 今後も竹垣などつくっていくと思いますので、それは配慮してくださいということで県土事務所のほうに求めていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 本当に竹垣、助かりました。ありがとうございます。 それから、先ほど壇上で言いましたけど、カワセミ、ウミガメ、アサギマダラ、この岡垣の三種の神器、これどうでしょうか、この提案は。これでから売り出したら、この岡垣の自然のよさが大分PRできると思いますが、この発想はどうでしょうか。 ○議長(太田強君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) 本当に貴重な御提案ありがとうございます。 我々としても、観光協会と一緒にまた知恵、アイデアを出しながら情報発信して、魅力あるまちづくりの手段として考えていきたいと考えております。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) ぜひよろしくお願いします。 次に、アートによるまちおこしですけど、先ほど壇上で言いましたように美咲町では結構なことをしていて、私、感心しましたけど、先ほど何か言われた無機質な壁に描いたら景観を悪くするとか、そういう発言でしたけど、私は景観、今のほうが何か無機質でから味気なく感じますけど、やっぱり景観を悪くするんでしょうかね。 ○議長(太田強君) 門司副町長。 ◎副町長(門司晋君) 当時、私も先ほど町長が答えられたイメージづくり委員会とかに事務局として参加していたんですけれども、そのときに講師に来られた先生のお話ではですね、コンクリートの壁面を全部塗ってしまうような、そういう絵を描いていくことは町の景観を壊すことにつながるから、少し控えたほうがいいと、そういう御指導をいただきました。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 先ほど言われました、現在、額縁つきの最大で160掛け220、セメント絵画、岡垣八景がたしか5カ所に、私の数えたところでは21枚あったと思いますけど、これにかかった費用はどのくらいですか。それから、今、見たら、大分色あせているところもあるんですけれど、これは今後どのように考えているんでしょうか。 ○議長(太田強君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) まず初めに、かかった費用でございます。平成8年から年間約400万円程度の予算で、平成12年度まで取り組んだようでございます。 今後のあり方についてということでございますが、やはり当時、かけがえのないふるさとになる町とか、そのようなことをコンセプトに掲げて、やっぱりある一定の思いを込めてつくられてありますので、この八景につきましては、今後あり方を含め検証していきたいと考えておるところでございます。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 資料がどっか行ったんですけど、先日、西日本新聞に明と暗と書いて、同じJR駅でも片方の遠賀川駅は明と書いて、駅前でイルミネーションして、ジャズとかそんなことして活性化があると書いてありましたけど、一方、岡垣町は何かことしでやめると、暗のほうに書いてありましたけど、相当あれはイメージが悪かったんですけど、そして見たら費用対効果が求められないのでやめるということでした。この場合の費用対効果というのは、何を見て費用対効果と言っているんでしょう。 ○議長(太田強君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) この新聞の見出しに書いてございます費用対効果でございますが、イルミネーション事業の費用便益を指していることだと思います。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) もう一度。お金よりか何か効果を得られんやったということなんですか、それは。 ○議長(太田強君) 秋武産業振興課長。 ◎産業振興課長(秋武重成君) 申しわけございません。イルミネーション事業につきましては、お金をかけて実施しておるわけでございます。その実施しておる経費が、住民の方々がどれぐらい満足していただけておるかとか、そのようなことの指標というか、尺度といいますか、そのようなことであろうと思います。 ○議長(太田強君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 新聞に書いてあるとおりです、現実は。 遠賀町は商工会を中心に、そしてそのイルミネーションが周辺に広がって、まさに商店を経営する人たちでイルミネーションをやっているということで、本当に効果が広がっているという。 岡垣町は、町が30年間続けてきました。じゃあ町がやったから、周辺にそれが広がっているかというと残念ながらそれが広がっていない。そういうところが費用対効果ということで、一つは岡垣町を訪れる人たち、あるいは朝夕の通勤通学の、やっぱりイルミネーションをすることによっては、ほっと一息するという部分もありますけど、それだけでは30年間続けた結果としては、もう一度、そういうところも検証し直すということで、ことしは休止して、そして新たにどういうふうにするかということを検討するということにしております。 遠賀町みたいに商工会で取り組み、そしてまたそれが駅周辺の商店街に広がっていくということが、まさに一つの効果ということが言えると思うんです。 だから、直接私も遠賀町の町長に聞きました。町は二十数万円出しているというような状況ですからですね。うちは200万円近く出しておりますから、その辺のところも費用対効果としてはどうなのかということも検証するということにしております。以上です。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 私も通勤していましたので、あれがあってからほっとしていました。本当、あしたの仕事の活力になっていました。本当、あれがなくなると寂しいです。 さっき費用対効果のことを言われて、岡垣町と遠賀町の差を言われましたけど、岡垣町は町が単独で出していると。これを単独で出すけん続かんのやないですか。これをもっともっと地域を巻き込んでから、もっと地域からお金を出してもらうような、そういう方策をされたらいいんじゃないかと思いますけど、ほとんどが岡垣町独自で、それやったら続かんと思いますけどどうでしょうか。 ○議長(太田強君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 理想はそうでしょう。それを30年間やってきたと、それが今の結果なんですね。それをまさに見直そうと、1年かけてですね。そして、30年の間に駅前の樹木が本当に生い茂っているというような状況で、やるにしても今までどおりのやり方やなくて、新たにいろんなもっと一つの効率のよい効果的なイルミネーションにするとか、そういうところで目的も含めて考え直すと、検討し直すということにしております。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 今まで30年間と言われましたけど、30年間の間に業者とかそういうのに投げかけたことあるんでしょうか。済みません、協力を頼んだことはあるんでしょうか。 ○議長(太田強君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) だから、そういうことも含めて、本来の目的はそういうところですよね。周辺に波及をしていくということが目的だというふうに思います。当初の目的がどういうことで設置したのかわかりませんけど、やはり遠賀町との違いはそこにあるという。 ただ、イルミネーションだけ捉えても困るんですね。遠賀は遠賀のやり方、駅周辺のやり方。岡垣は岡垣で夏にはかぐや灯篭まつりということで、一大イベントもしておりますし、そういうところでは各町の取り組みの状況が違うという、駅周辺のにぎわいの創出とか、そういうところが取り組みが違うということであります。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 本当、駅前のイルミネーションは相当明るくて目立っていましたので、これがなくなると寂しいので、またちょっと何か考えてみてください。よろしくお願いします。 次に、ボランティアポイント制度の今後の展開についてお聞きいたします。 福祉ボランティアポイント制度の導入の主な目的は福祉ボランティア員の増員や継続にあると思われますが、私が所属している福祉ボランティアの団体は5人がやめて2人が入ってきました。そして、この入ってきた2人はほかの福祉ボランティアをされよう2人なんです。私が無理やり入れたんですけど、2人なんです。それで、大体、その目的は、このボランティアポイントの目的は達せられているんですかね、これ。 ○議長(太田強君) 吉村福祉課長。 ◎福祉課長(吉村小百合君) 目的につきましては、先ほど町長が答弁で申されたとおりでございますが、この制度を進めていく中で、活動を続けていく上での励みになるといった好意的な意見もいただいておりますが、今、神崎議員がおっしゃいましたように新たな人材の育成にはつながっていないといったような課題もございまして、目的が十分に達成できているとは言えない状況であると考えております。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 私はボランティア活動とは、日本古来にある奉仕活動と同じで、自発的な意思で金銭的な利益など見返りを求めない活動であると思っていますが、大体その福祉ボランティアの活動はこれに反していると思うんですよね。 そして、町長は平成29年6月の私の一般質問でボランティア制度のポイントの付与についてで質問しましたけど、町長の答弁は毎回同じような答弁で、これを読んだらさっきの答弁と全く一緒と思いますけど、要するに、それでボランティア支援に格差が生まれて私は終始反対してきました。 いや、ボランティアポイント制度をするならする、全てのものにせんと不公平が生まれると思うんですよね。今、するかせんかの時期に来ていると思うんです。するならする、せんなら中止するとか、このまま続けたら格差がずっと続くだけでこの時期に来ていますので、町長の明確などうするかを答弁をお願いします。 ○議長(太田強君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) ボランティアというのは神崎議員が言われるとおり、昔から奉仕、隣近所で助け合う、あるいは周辺の自分でできることはすると、無償でですね、それが根本的なボランティアというふうに思います。 しかし、少子高齢化、福祉ということで、やはり地域で助け合うということが今後必要になってくるという状況の中では、もう福祉ボランティアは無償が原則ですけども有償ボランティアとして、やはりそこのわずかながらであっても毎日毎日来る交通費、バス賃、そういうことを支援しないと福祉のボランティアが成り立たないという、そしてまた今後は介護支援ということがあります。地域の中で、やはり介護を必要とする、あるいは支援を必要とする人に地域で元気な人が助け合うということが、これから一層求められると。それがしなければ、行政が全部やっていかなければならない。しかし、それはもうできない。そうすることによって、行政の負担がふえると、住民に対する今度は税、介護保険料というふうに返ってくるわけですね。 今、そういう時代になっているということですから、全てボランティアは公平に公平にということでは、やっぱりそれは現実的にはできません。それはボランティアは環境ボランティア、いろんなボランティアがあります。ボランティアも、もう全く無償だと、散歩のついでにごみをひらうという、毎日毎日そういう人もおられます。それは、何も有償として支援を求めておられませんし、団体でも、一つの基本は資機材は支援を願いたいけども、やはりあとは一切補助を受けないというボランティアの団体のそういった意思も、やはりきっちりくみ取っていかなければならないというふうに思います。 だから、さまざまなボランティアがあって、そして町と話ししながら支援すべきところは支援する。それが個人的な支援ではなくて、福祉ボランティアは個人的に何回も何回もして、ある一定限度以上過ぎれば年間5,000ポイントというようなことで5,000円相当の商品券というふうにしておりますけども、これも果たして商品券でいいのかと。西議員の質問にも答えましたけど、将来はこの分もやはり商品券でなくて、本来岡垣町で生み出された産物、農産物であるとか、特産品であるとか、そういうものを還元品としてやることによってボランティアとそういう生産者とのコミュニケーション、つながりができてくる、そのこともボランティアの活動にとっては有意義ではないかなと、そういうことも考えているわけでありますから、神崎議員が言われる全て公平に、あるいはボランティアポイントをもうなくすならなくす、やるならもう全てやるということには到底ならないというふうに思います。 ただ、福祉ボランティアでやっているボランティアポイントは、今年度中に検証して、どうするかという方向性は出したいというふうに考えております。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 私も福祉ボランティアも環境ボランティアをしていますが、私はボランティアのあれをくれというわけやないとです。私はボランティアポイント、ボランティアカード、意識的に私はつくっていません。 それではお尋ねします。岡垣町のボランティア育成・支援事業補助金規程がありますが、この第1条に岡垣町福祉基金条例とありますが、なぜボランティア育成・支援事業補助金に、この岡垣町福祉基金条例が関係しているんでしょうか。ボランティアに、そもそも岡垣町の福祉基金についてどのようなものか説明をお願いします。 そしてから、財源はどっから出て、この基金からボランティアに使われているんでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(太田強君) 高山総務課長。 ◎総務課長(高山昌文君) 岡垣町の福祉基金条例につきましては、平成2年に設立をされています。そのときに、設置の目的を岡垣町民の福祉の向上を目的とし、次に掲げる事業を推進するとして大きく4つ事業が掲げられています。 1つは高齢者の福祉事業、2つ目に障害者福祉事業、3つ目に児童福祉事業、それから4つ目に健康づくり事業というふうな事業を推進するという目的で掲げられています。 この当時の財源を調べてみますと、地方交付税が財源として充てられておりました。今、この基金が昨年度末で5億3,000万円ですかね、基金残っておりました。ことし7月に補正予算で認定こども園ですかね、その分で6,000万円ほどこの基金から歳出をしています。 それで、今、冒頭言われました町のボランティア育成と支援事業補助金交付規則とのかかわりということでございますが、このボランティア育成支援事業の交付規則をつくる際に、どういう対象の事業をするのかということで、そこのくだりの中で福祉基金条例に基づく事業に対してということで引用しているというふうに解釈をしております。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 岡垣町ボランティアの支援事業補助金はわかりましたけど、一方で、岡垣町補助金など交付規則というのは、これは環境ボランティアは、これを対象に何かあれを出しているようですが、これは、この制度は大体どういうものに使われているんでしょうか。誰かわかる人いませんかね。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) それやったら、わかりやすく言います。 なぜ同じボランティアで2つの物差しでしているんでしょうか。以上、誰か説明していただけますでしょうか、お願いします。 ○議長(太田強君) 川原企画政策室長。 ◎企画政策室長(川原政人君) 個別の補助金の規定がないものを網羅するというか、全てをひっくるめたのが補助金交付規則、通則の規則ということなんですよ。個別に一つ一つに補助金の規則がある、それに載っていない分をこれをもとに事務の手続をする、そういう通則の意味を持った規則ということなんです。補助金交付規則というのはですね。 ○議長(太田強君) 1番、神崎宣昭議員。 ◆議員(神崎宣昭君) 福祉ボランティアのほうは、ちゃんとした、各ボランティアで人数とか活動とかで、ちゃんとそれがあるんですけど、ほかのボランティアは、こっち側のボランティアはそういうのが全然ないから、そういうのをつくればいいんやないでしょうか。 ○議長(太田強君) 川原企画政策室長。 ◎企画政策室長(川原政人君) 個別につくらないで、もうこれでカバーできるという、そういった性質の規則でございます。(「予算補助と法律補助の違いやろ」と呼ぶ者あり) ○議長(太田強君) 神崎議員に申し上げます。時間が参りましたのでまとめてください。神崎議員。(1番 神崎 宣昭議員) これで終わります。ありがとうございます。 ○議長(太田強君)  以上で、1番、神崎宣昭議員の一般質問は終わりました。……………………………………………………………………………… ○議長(太田強君) しばらく休憩します。 再開は、午後1時30分の予定とします。午前11時40分休憩………………………………………………………………………………午後1時30分再開 ○議長(太田強君) 再開します。 9番、木原大輔議員の発言を許します。9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) こんにちは。9番、木原大輔です。議長の許可をいただきましたので、通告書に従い一般質問をさせていただきます。午後一番の一般質問ですので、皆さんおなかいっぱいで眠たいかと思いますけど、一生懸命頑張りますので、寝ないで聞いてください。 近年、少子高齢化や人口減少問題が社会問題とされている中、その対策の一つで転入者への過度な政策がとられている現状があります。本当に求められているのは住環境のよさ、交通利便性、教育環境の充実、福祉の充実などが挙げられると考えます。その中でも若者世代、特に子育て世代にとって移住場所を選択する条件として教育環境の充実や学力の高さ、子育て支援などが大きな要因になっていると考えられます。 私も子どもたちの親として我が子には元気に明るく育ってほしいと思う反面、子どもが望む希望の高校、希望の大学に行ってほしいと思います。そして子どもたちが自分たちの夢をかなえることが親としての願いです。子どもたちが夢をかなえるための教育環境の整備が今こそ必要なのではないでしょうか。 1.子どもの夢をかなえる教育とその環境づくりについて。 ICTの活用など教育を取り巻く環境は、著しいスピードで変わろうとしています。こうした中、主体的・対話的で深い学びを実現することを意図した次期学習指導要領が昨年3月に告示されています。町として著しく変化していく教育環境への対応は。(1)学力向上の方策についてお尋ねします。 続きまして、福岡県では小中学校の学力向上が課題とされ、教員は課題を克服しようとする意識を持って授業を行っていると思いますが、しかし、高校入試のために非常に多くの中学生が塾に依存した学習を経てきている点も認識されるべきことであり、本質は学校内で解決すべき事案と考えます。少しでも塾依存解消の対策として主要科目の課外授業の実施を検討するべきではないでしょうか。(2)課外授業の実施について。 続きまして、家庭教育の充実は子どもたちにとっては最重要課題と言えるが、近年、家庭の就労環境が変化し、保護者が子どもと向き合う時間が十分に持てない状況にある中、放課後の子どもの居場所をつくることは非常に重要であると考えられます。 そして、今年度9月に文部科学省と厚生労働省が共同で新・放課後子ども総合プランを策定しています。町としてはどのような対策を考えられていますか。(3)地域全体で子どもを育てる環境づくりについて。 続きまして、さまざまな困難や課題を抱えている子どもがふえている中、教育と福祉、保健などの横の関係を図りながら、子どもと家庭が抱えるさまざまな問題を適切に解決していく必要があると考えます。(4)不登校児童・生徒の現状と学校におけるケア(対応)についてをお尋ねします。 続きまして、いつものことですが、英語教育についてです。英語教育改革イニシアティブ2016を展開し、英語教育の町として2020年度から大きく変化する受験対策は対処していくべき問題と考えます。(5)英語教育の実績と今後の目標についてお尋ねします。 以上、教育長に明確な答弁をお願いいたします。あとは質問席で質問させていただきます。 ○議長(太田強君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 木原議員御質問の「1.子どもの夢をかなえる教育とその環境づくり」は、全て教育委員会に関係する質問となりますので、教育長から答弁させます。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) 木原議員御質問の「1.子どもの夢をかなえる教育とその環境づくりについて(1)学力向上のための方策について」に対してお答えします。 岡垣町教育委員会では、小中学校において知・徳・体の調和がとれ、生涯にわたって自己実現を目指す自立した人間の育成を柱に掲げ、国際化や情報化の進展、少子高齢化の進行など急速に変化する社会に対応し、創造的でチャレンジ精神に満ちた人材の育成を目指して学校教育に取り組んでいます。 そのさまざまな取り組みの中で、学力向上のための方策として、学校では基礎・基本的な知識や技能の習得、学習意欲の呼び起こしなどが大きな役割と言えます。 私も学校の役割の一つとして学力向上には、特に力を入れる必要があると考えており、基礎学力が定着していない児童生徒への対応が重要だと考えています。全ての授業において目当てと振り返りを教員が示し、授業のポイントを児童生徒に意識させることを徹底させ、学習に遅れが生じないよう工夫させています。また、町全体の学力向上のためには、小学校の低学年時から十分な基礎学力を定着させておく必要があります。全学年の学力の現状を分析するために、全国や県単位で実施される学力調査だけでなく、民間実施のテストの結果も全学年で分析し、授業改善や学力向上に活用しています。 このような取り組みは、町内各小中学校から選出された教員で組織している学力向上検討委員会で情報交換や協議を行い、校長会では各校に取り組みを徹底させるよう指導しています。 次に「(2)課外授業の実施について」に対してお答えします。 各小中学校の課外授業については、夏休みに全校で数日間の補充授業を実施しています。小学校の規模によって、半数以上の児童が参加する学校もありますし、大規模小学校や中学校では、特に基礎学力が定着していない児童生徒への学力向上を狙いとして、補充授業を実施しています。 文部科学省や福岡県教育委員会から、学校における働き方改革の取り組みの徹底が求められており、岡垣町の小中学校でも勤務時間管理を徹底し、長時間労働の改善に取り組んでいく考えです。したがって、これまでも実施している教職員による夏休みの補充授業は継続しますが、それ以外の時間を活用し、超過勤務につながる課外授業を実施する考えはありません。 次に「(3)地域全体で子どもを育てる環境づくりについて」に対してお答えします。 子どもが基本的な生活習慣や、他者への思いやりや善悪の判断などの倫理観、自立心や社会的マナーを身につけていくためには、それぞれの家庭での教育が出発点であり、重要な役割を担っています。しかしながら、近年、核家族化や地域のつながりの希薄化などにより、身近な人から子育てを学ぶ機会が減少しており、子育て家庭の孤立化などの課題が生じています。一方で、学校ではいじめや不登校、貧困など子どもを取り巻く問題が複雑化・困難化しており、社会総がかりで対応することが求められています。 こうした状況を背景として、平成29年3月に社会教育法が改正され、地域住民やその他の関係者が学校と協働して行う学習や体験活動の機会を提供する事業、地域学校協働活動が法律に位置づけられました。並行して、国では学校を核とした地域力強化プランや新・放課後子ども総合プランが策定され、地域学校協働活動の推進に向けた支援を充実させているところです。町としましても、現在、国・県の支援を活用した新たな放課後の居場所づくりの検討を進めています。 また、平成31年4月からは、県の生活困窮者自立支援事業として、学校や家庭での勉強に不安を抱えている小中学生への学習支援を開始する予定と伺っています。 今後は、国・県の支援が活用できる地域学校協働活動の枠組みを基本として、地域のPTA等の幅広い関係者の参画を得て、地域全体で子どもを育てる環境づくりの充実を目指したいと思います。 次に「(4)不登校児童・生徒の現状と学校におけるケア(対応)について」に対してお答えします。 不登校児童・生徒の現状については、平成30年3月議会における西議員の一般質問でもお答えしましたが、教育委員会には毎月各小中学校から不登校児童生徒の状況が報告されており、町全体の現状を把握しています。その結果を見ると、年間30日を超える長期欠席児童生徒数が微増で推移していますので、岡垣町でもさまざまな理由で登校できず、支援を要する児童生徒保護者が少しずつふえていると認識しています。 その不登校への対策として、福岡県教育委員会では福岡アクション3を策定し、不登校を減らす基本対応を明確化し、各学校で不登校解消を目指して取り組むこととしています。具体的には、不登校の未然防止、早期発見・早期対応、継続的支援の3つを基本的な取り組みとし、各ケースで校長を中心に担任だけでなく、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーも交え、チームとして、不登校の児童生徒保護者との連絡、面談、家庭訪問を実施しています。今後も個々のケースに応じて、関係者や関係機関と連携し、一人でも多くの児童生徒が不登校解消に向かうよう取り組みを進めます。 次に「(5)英語教育の実績と今後の目標について」に対してお答えします。 岡垣町では、英語教育改革イニシアティブ2016と称し、中学校の英語教育改革に、2016年から取り組んできました。その趣旨は、2020年の英語教育改革に先立ち、中学校での英語授業の改善やICT機器の導入などを行い、読む・聞く・書くに話すを加えた4技能をバランスよく身につけてもらうことを目的とした授業の改善です。授業では、限られた時間の中で音声活動を多く取り入れ、いかに効率的に授業を進めていくか、英語教育アドバイザーの安河内先生から助言をいただきながら、授業の見直しを進めてきました。 私は、英語に限らず学力向上の取り組みは、すぐに結果が出るものとは考えていません。特に英語教育改革の取り組みは、中学校の英語の授業だけで英語が話せるようになる訳ではありませんし、テストの成績を上げるためだけのものでもありません。中学校の3年間継続して取り組んでいくことで、卒業以降大学受験に至るまで4技能の向上につながっていくようにすることが重要であると思います。また、音声活動を取り入れて英語嫌いをつくらない授業づくりが、もっと学びたいという本人の学習意欲を向上させることにつながります。学習意欲が高まれば、みずから進んで学ぶ、安河内先生もまさにそうだったと聞いています。 英語教育改革の取り組みも今年度で3年が経過していますので、3年間の取り組みを学校と連携して検証しながら、来年度以降も授業改善や学習意欲を高める取り組みを実施していく考えです。以上です。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) (1)学力向上のための方策についてお伺いします。 先ほどから英語教育についても、学習意欲の呼び起こしということがさんざん口に出されていますが、学習意欲の呼び起こし、何か特別にどういったようなことをやっているのかあれば教えていただきたいのですが。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) 今までは知識・理解、そういうことで子どもたちを教えることが多かったと思います。私たちの小中学校のときを見ても、黒板に書いてそれを覚えなさい。それから、今は大きく変わっております。みずから考えて、みずから行動できるというか、いろいろな知識を活用できる、そういう授業形態ですかね。 だから、木原議員の質問の中にも、主体的、対話的で深い学び、そういう授業を組み立てるためには、やはり自分で考えた、そしてみずから何かをやっていく、自分の課題も何かということで自分から進んでいろいろなことに取り組むということじゃないかなと思っております。以上です。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 自分が学習意欲の呼び起こしを考えるに当たって、いろいろ考えたんですけど、やはり子どもの夢や目標を持たせること、それに向かって頑張っていく力を育成することが一番大事じゃないかと思うんですけど、それはやっぱりキャリア教育ですね。キャリア教育を今からとても大事じゃないかと思っております。 キャリア教育について、教育長、どのようにお考えでしょうか。
    ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) まず私が中学校の教員になったとき、進学は偏差値で分けられておりました。そういう時代がかなりありました。それがキャリア教育ということは、自分が行きたい学校、そういうところを職業体験とか、職業を調べたり、そして自分がこういう職業につきたい、そのためにはどういう高校に行ったり、どういう大学に行ったりしたらいいかということで。 だから、いろいろな体験を積むことによって、今でも小学校でも中学校でも、そういう授業を行っておりますので、それから自分で考えて、じゃあ、こういう職業につきたいためには、こういう高校、大学に行かないといけないかなとか、いろいろそういう考えですね。 だから、行きたい学校ということで、それに目標を合わせていろいろ勉強していくことじゃないかなと思っております。以上です。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 夢や目標を持つ子どもをふやすことが本当、大事かと思います。例えば、学力の差がやっぱりあります。本当にいい高校に行きたい、もっと上の高校に行きたいということで授業を行っていますけど、授業だけではだめで塾まで依存している状況にあります。 そこで、やっぱり学校としても学力的な授業のクラス編成というか、授業ごとで、そういうことは考えられないでしょうか。 ○議長(太田強君) 川原教育総務課長。 ◎教育総務課長(川原義仁君) 学校のクラス編成についてということですけれど、基本的に学校では、知・徳・体のバランスを考えてクラスを編成していくというのが公立学校の役割であるというふうに考えております。 学力、体力、人間関係等を総合的に勘案してクラスを編成しております。木原議員が言われるような成績別でクラスを編成をするという考えは全くありません。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 自分が言いたかったのは成績別やなくて、目標別のクラス編成と言いたかったんですけど、ただ、今、小学校で成績別、算数やっていると思います、授業を、できる子できない子と分かれて。 自分の子どもにこういうことがあったんですけど、「お父さん、僕、悩みがあります」と。「どうした」と聞いたら、「僕、毎日零点とってくる。どうしたらいいやろうか」と言われました。先生から、この子は普通クラスじゃ授業できませんということを言われました。親として物すごく、どうしたか、どうしたもんかと悩みました。本当に悩みました。それで、結局、塾も行っていなかったんですけど、市津議員のお姉さんがされている公文の教室にやったんですけど、今では100点とれるようになりました。100点もとれるし、普通の子になれたんじゃないかなと思っております。普通のクラスでも授業を受けれるんじゃないかなと思っているんですけど。そこで、小学生の低学年で、自分は学力差でクラス分けするのが反対なんですよね。やはりその辺を今後考えていただきたいと思いまして、その辺を教育長、どうお考えでしょうか。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) 多分、習熟度別と思います。それは小学校だけじゃなくて小中やっております。でも、全部やっているんじゃなくて、単元でここは少しゆっくりやったほうがいいとか、もっと早く進めてもいいとか、そういうことで本人の希望なり、そういうことでそれを進めております。 それから、最終的にはどこまで教えるかとか、そういうところは同じなんですよ。だから、途中でゆっくり教えたり。だから、例えば、二クラスを3人の先生が習熟度別で分けて教えたりとか、そういう手法もありますし、あとティーム・ティーチング、2人の先生が理解できない子の中に入って教えたりとか、そういういろいろなことでやっております。 それから、私、今、聞きましたけど、零点ばっかりとるから普通学級では無理ですよとか言うこと自体は、そういう先生は私はいないと思っておりますので、もしかしたら言葉の何ていうんですかね、そういう間違いがあるかもわかりませんので、私自身はそんなことは絶対ないと思っております。以上です。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 習熟度別ということも、結局は学力差ということになってきていると思います。やはり小学生低学年から学力差で分けるべきではないと思っております。これはなぜかというと、やはりできない子できる子を分けることによって、お前はできないかとか、いじめの対象にもなってくるんじゃないかと考えております。 やはり、自分、その電話がかかってきた先生にも言いたいんですけど、やはりどっかいろいろ相談されてから親御さんには言ってほしいなという思いがありますので、今後、やはりその辺を考慮されながら授業形態を考えていってもらいたいと思います。 自分は学力的授業のクラス編成というのは、本当に目標に向かって学力的なクラス編成というか、こっちの専門分野に行きたいなという子がおれば、そういった形のクラス編成をしていただければと思ったんですけど、それを今後検討していただければと思います。 続きまして、課外授業の実施についてをお伺いしたいと思います。 きのうちょっとテレビ見ていましたら、働き方改革に対する緊急対策の教育版というのが出てきました。働き方改革で課外授業ができないということを言われましたけど、実際、働き方改革に書いてある部分が、これまで学校、教師が担ってきた業務の中には、半ば慣習的に行われてきたが、一定の教育的効果が指摘される業務もある一方、限られた時間の中で教師一人一人の授業準備や自己研さんなどの時間を確保するとともに、意欲と高い専門性を持って、今まで以上に一人一人の児童生徒に丁寧にかかわりながら質の高い授業や個々に応じた学習指導を実現するためには、学校が担うべき業務、教師が担うべき業務を改めて整理した上で、教師の専門性を踏まえ、各学校や地域の実情に応じて役割分担、適正化を図っていくことが必要であると書かれております。 きのう言われていたのが変形労働時間制。教育長も御存じかと思いますけど、これは普通の1学期、2学期、1カ月に45時間以内の時間外労働勤務ということになっていますけど、教師に対しては変形労働時間制で夏休みなどに長期休暇をとることによって、それを補っていくということがきのう文科省のほうから発表されました。 その辺はやはり今後、子どもたちの課外授業等に充てられるんじゃないかなと自分考えていますし、また、今まで教師がするべきこと、していたことをほかのボランティアに頼るとか、そういったことで、例えば、登下校に対する対応、放課後から夜間などにおける見回り、児童生徒が補導されたときの対応、学校徴収金の徴収・管理、地域ボランティアの連絡調整など、学習評価や成績処理、進路指導、学習評価や成績処理における補助的な業務についてはサポートスタッフが行うなど、いろいろな教師の負担を減らす項目が働き方改革には書いております。 まずそれを実行して、教師が本当に子どもたちに教える時間をつくってやるのが教育の仕事じゃないでしょうか。本当に、国民の三大義務、御存じと思いますけど、勤労、納税、教育ですね、義務教育を受けること。義務教育を必ず受けることが国民の義務ですので、そこをやはり教育改革できのう訴えていましたので、変形労働時間制に対して、教育長、課外授業とあわせてどのようにお考えなのかお聞かせください。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) 木原議員、言われたとおりで、本当に教師が担うべきものと、担わないべきものは分けないといけないということです。それは私も同感です。 だから、今、いろいろなことでブラック企業と言われているような学校の、そういう実態があります。だから、そこはぜひ直して、本当に子どもと向き合う時間を多くとらないと、今言われたようなことで、いろいろなこともあります。 それと、課外授業ですけど、そういう時間はとれません、今言いましたけど。どういうことをしているかというと、例えば、小学校なんかは昼休みに少し勉強を教えたり、放課後教えたり、それから、中学校では部活動がない日に質問教室をやったりとか、岡垣東なんかは教頭とか教務主任が質問教室をずっと1年間続けているとか、そういう実態もありますので。 あと、働き方改革のことで、私もきのうのテレビとか、きょう朝、新聞を見ましたけど、夏休みにするという、今の時点では無理なんです。何でかというと、土曜授業でやった時間をそこにとるとか、年休なんかも全然とってなくて夏休みにとるとか、それとか、いろいろな研修に夏休みに行くとか、そんなことで夏休みを使ったりしている先生もいっぱいいます。 だから、いろいろ今、言われましたけど、そういうことも考えながら、これから働き方改革というところは十分に、いろいろな意見を聞きながら考えていきたいと思いますし、新聞に載っているのは、まだはっきり決まったわけではありませんよね。いろいろな意見を聞きながら、これからやっていくということですので、そういうところで、今、言われた御意見等も聞きながら前向きに進んではいきたいと思います。以上です。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 教師について、やはり教師の本当の質の向上を高めるために、教員以外が、しないといけない専門分野的なことを、やっぱりスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーやスクールサポートをしていくようなスタッフを多く雇って、スクールロイヤーの活用などいろいろありますので、国の予算も補助されていますので、その辺をいろいろ対処されて今後に生かしていただきたいと思っております。 続きまして、地域全体で子どもを育てる環境づくりについて質問させていただきます。 新・放課後子ども総合プランの中身についてですけど、やはり今、家庭の子どもを見ていく時間が減っている現状の中、新・放課後子ども総合プランが9月に策定されましたけど、町としては今後放課後の教室の活用とか、あと、今、民間団体とか、例えばライオンズクラブさんなんか、福岡市のほうで寺子屋教室みたいな形を民間でもやっていますけど、その辺のかかわりをどのようにしていくのかをお聞かせ願いたいんですけど。 ○議長(太田強君) 原生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(原憲司君) 町といたしましては、国と県の支援が活用できる地域学校協働活動の枠組みを基本として、地域のPTAの幅広い関係者の参画を得て実施したいと思っております。 また、今、先ほど民間の活用してはどうかという質問ですけれども、地域学校協働活動につきましては、幅広い支援者の協力が必要となっております。活動の内容に応じて、その活動に適した支援者と連携して行っていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 本当に、今、放課後に、子どもの居場所をつくってやるのは大事と思っております。 これは生涯学習課だけじゃなくて、福祉課やこども未来課も関連してくると思いますけど、福祉課とかもどのようにお考えなのか、もしよろしかったらお聞かせ願いたいと思いますけど。 ○議長(太田強君) 吉村福祉課長。 ◎福祉課長(吉村小百合君) 今、福祉課のほうで行なっている事業といたしましては、母子寡婦福祉会の方が学習支援ということの事業をやっておりまして、そちらでは週1回、学習支援ボランティアとして学生ボランティアさんや教員OBの方も含めたところで、学習支援ということで子どもさんへの支援をさせていただいているところです。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 今後、やっぱり子どもの放課後の居場所をつくるために、町としても精いっぱい努力していただきたいと思っております。 続きまして、不登校児童生徒の現状と学校におけるケアについてですね。 今、現状の不登校の数なんかがわかれば教えていただきたいんですけど。 ○議長(太田強君) 川原教育総務課長。 ◎教育総務課長(川原義仁君) 10月末現在で、小学生が3名、中学生が12名の15名が不登校児童ということで統計上、上がってきております。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 中学生12名と聞きましたけど、大体、1年生、2年生、3年生とかの割合とかわかりますか。 ○議長(太田強君) 川原教育総務課長。 ◎教育総務課長(川原義仁君) 1年生が2名、2年生が4名、3年生が6名となっております。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 先日、自分の娘が中学3年生なので、ちょっと聞いたんですけど、うちの岡垣中学校に何人不登校いるかと聞いたら7名と言っていました。 生徒の把握しているのと、ちょっと若干違うんですけど、その辺はいいんですけど、やはり今どのようなケアをしていっているのかを、ちょっとお聞かせ願いたいんですけど、不登校に至るまで、どういうふうな、不登校に至った生徒に対して、どのようなケアをしているのかですね。例えば、カウンセラーが対応しているとか、担任だけで対応しているとか、その辺をちょっと詳しくお聞かせお願いしたいんですけど。 ○議長(太田強君) 川原教育総務課長。 ◎教育総務課長(川原義仁君) それぞれの段階に応じてかかわり方が違ってくると思います。初期の状態では担任の先生を中心になりますけれど、不登校の対応といたしましてはチームで対応するというのが基本になっております。担任の先生、学年主任であったり、あと校長、教頭、場合によりましてスクールカウンセラーであったり、スクールソーシャルワーカー等を入れて、みんなで協議を行うと。保護者や子どもさんへのアプローチを行なっているという状況です。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 例えば、不登校の原因というのがもしわかれば教えていただきたいんですけど、多い内容とか、どういった形で不登校になっているのかとか、わかればよろしくお願いします。 ○議長(太田強君) 川原教育総務課長。 ◎教育総務課長(川原義仁君) 原因については、やっぱり小学校と中学校で内容が分かれてきます。小学校では一つだけということじゃありませんけれど、家庭の生活環境、親御さんが朝起こさないとか、食事の用意をしないとか、そういうことが原因に挙げられております。中学校になりますと、家庭環境もですけれど、学業不振であったり、友人関係であったり、それらが進路の不安につながったりとかいうことで、一つというよりも複数が絡み合っているというような状況です。以上です。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 自分、先日、八幡西区にある不登校の高校の理事長先生、校長先生のところに行っていまいりました。 不登校の原因と何かとお尋ねしたんですけど、やはり不登校を解決するためには早い段階でカウンセラーが接して、テストですね、ロールシャッハ・テストやアセスなどのテストを受けて、本当の正確な分析を受ける必要があると。その辺は行なっていますか。 ○議長(太田強君) 川原教育総務課長。 ◎教育総務課長(川原義仁君) 医師による診断というようなことは、学校がすることではないというふうに思っております。そういう部分については、保護者との聞き取り等で対応しているところです。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 地区によってはアセスなど、小学生で全員受けさせている地域もあります。ロールシャッハ・テストなどもやっぱり受けている学校もありますし、その辺も活用して、今後の人格形成とか、いろいろ把握すべきことじゃないかとは思うんですけど、正確な分析が出るほど対策をとれやすいということはおっしゃっていました。 また、意識の違いがあるんでしょうけど、岡垣東中のほうが、やはりそういった意識は強いと。ちょっとがっかりしたんですけど、やっぱり岡垣中学は不登校に対してのケアの意識が余り低いんじゃないかというふうに自分、逆に言われて、がっかりしたんですけど、その辺、何で岡垣東中がよくて岡中が悪いのかというのはわかりますか。 ○議長(太田強君) 佐々木教育長。 ◎教育長(佐々木敏幸君) まず、北九州で不登校の学校と言われましたけど、そういう学校があるということは私は認識しておりません。だから、もしかしたら高校があって、そこに不登校の子どもたちもたくさんいるとか、そういうことで不登校のために受験できないとか、いろいろなことがあると思います。だから、そういう把握はしておりませんし、そのテストをするとかいうことも私も初めて聞きましたので、そういうことを全然やっておりませんし、後でそういうことも考えていきたいと思います。 それから、岡垣東中学校がどうだ、岡垣中学校がどうだということは、そういうことで把握はしておりませんし、例えば、病気でとか、いろいろそういう原因もありますので、それによって不登校の人数が変わったりしてきている場合もあるかと思います。以上です。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 一応、不登校の高校の名前、出してもいいかというお伺いをして、いいですよと言われていますので、一応、八幡西区のほうにあります仰星学園高等学校で、今、生徒数が450名。450名も不登校の生徒がいます。その内訳ですね。やっぱり転入者、特に遠賀高校や希望が丘、立花高校からなどの転入者が多いと言っていました。 その辺をやはりきちんと対応していますので、やはりそういった学校のやり方も見習って、450人の不登校者が、今、7割近く学校に出てきているということをお伺いしましたので、そういったやり方も見習っていくべきじゃないかとは思っております。今後、そういった形でお願いできればと思います。 続きましてですけど、最後に英語教育のほうに移らさせていただきたいと思います。 岡垣町として、やっぱり英語教育は進めていくべきです。安河内先生がおられるので一生懸命、英検など取っていただいて、子どもに英会話ができる子をふやしていきたいと思っておりますが、県として、英検3級程度の目標を50%として定めていますが、町としては、英検3級程度、中学3年生で、どのぐらいの目標値を設置されていますか。 ○議長(太田強君) 川原教育総務課長。 ◎教育総務課長(川原義仁君) 議員言われてあるのは、国が設定しております第2期の教育振興基本計画というものがあります。その中で、中学校卒業時に英検3級程度の生徒を50%目標にしているということで、県のほうもそれに習って50%という目標を立てております。ただ、岡垣町といたしましては、何%という目標は立てておりません。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) 英語の町、岡垣ということなので、やはり目標値、大事じゃないかと思います。やはり県よりも高い目標値を設定して、それをクリアすることによって、やはり英語の町、岡垣が根づいてくるんじゃないかと思います。ぜひよろしくお願いします。 また、英語検定を、今、やっぱり大学受験で英語の科目がなくなります。英語力向上を目指し、検定試験の補助を進める自治体もふえていますが、当町でもそういった補助金の導入ができないでしょうか。 ○議長(太田強君) 川原教育総務課長。 ◎教育総務課長(川原義仁君) 先ほど言われた英検というのは2技能の英検ですよね、今やっている分については。 町としては4技能を上げていくということを考えておりますので、まずそれが一点と、4技能に関する英検に相当するようなもの、GTECであったり、TOEICであったり、ケンブリッジなど、いろいろ対象があります。費用のほうも数千円から数万円というような単位になっておりますので、どれが有効なのかも含めて、必要性も含めて、今後検討していきたいというふうには考えております。 ○議長(太田強君) 9番、木原大輔議員。 ◆議員(木原大輔君) ぜひよろしくお願いします。 以上をもちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(太田強君) 以上で、9番、木原大輔議員の一般質問は終わりました。────────────・────・──────────── ○議長(太田強君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会します。起立、礼。午後2時17分散会──────────────────────────────...